線が細い人の日記

うつ病を患い無職→社会復帰→再びうつ気味

登山を始めた切っ掛け

ストレスに負けそうになり、去年のこの時期からひたすら温泉に一人で出かけるようになった。和倉、城崎、有馬、下呂草津等々…異常なペースだったために日本三大温泉はあっさりとクリアしてしまった。行く先々で色んな観光地にも立ち寄った。また、夜は一人で豪勢にカウンターの寿司を食べたり、やらた高い宿に泊まった時もあった。

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しかし、何を見ても何を食べても満たされなかった。お一人様だったために大部屋での食事では色眼鏡で見られることも少なくなかった。某温泉街では殆どの飲食店に一人での入店を拒まれ、一人寂しくコンビニ飯を部屋で食べた時もあった。

今年の4月、思い付きで鳥取三朝温泉へ行った。温泉のことを調べているうちにラドン温泉のことを知って興味がわいたからだった。片道7時間強の運転道中、三徳山三佛寺投入堂を訪れた。「日本一危険な国宝」というフレーズに惹かれたからだった。険しい山道を歩くため一人で入山できず、入口で30分ほど待たされ、同じようにお一人様で参拝に来た30~40代ぐらいの女性とペアを組むことになった。色んなブログで事前に目にはしていたが、ジム以外の運動は全くしていなかった俺にとってとんでもなくハードな道のりだった。木の根や鎖のついた岩場を登っていくのだが、ペアの女性が軽々と昇っていくのに早々にバテてしまい息が切れた。しかし、途中の文殊堂や地蔵堂からの眺めは絶景で、最後に投入堂にたどり着いた時は達成感で一杯になった。

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次から次へと出てくる終わりのない仕事で忙殺される毎日で、脳と体が消耗している感覚しかない。達成感や満足感なんて社会人になってしばらく感じたことがなかった。それに自分の足で登りきった高い場所から眺める景色や目的地に心を動かされるとは思いもしなかった。もしかしたら、登山は自分を満たされるのかもしれない、そう考えて始めてみることにした。