線が細い人の日記

うつ病を患い無職→社会復帰→再びうつ気味

他人から見た自分

今週からいつも行く図書館は休館。近所の図書館に行ってみるが、子供が騒がしく早いうちに引き上げる。

 

うなだれてコンビニの駐車場でタバコを吸っていると「○○ちゃん(俺)じゃないか?どうしたん?今日会社は?」と声がする。振り返ると、自分が最初の職場で長く担当していた会社の会長がいた。退職したことを正直に伝える。俺が転職した時、ものすごく祝福してくれただけに、こんな姿は見られたくなかった。…本当に申し訳ないです会長。

「イジメられたんか?wまー大きい会社は色々面倒だからなぁ。で、今後どうすんの?」

考え過ぎてしまって、迷走してしまっていることを素直に話す。

「そーか。俺の会社に余裕があれば雇ってあげたいけど、経理・総務にはやかましい女がいて辞めないからなw。それに今は現場職を増やさなアカン。ゴメンなぁ。」

経理・総務の人、当時40歳だったけどすごくキレイで頭の切れる女性だった。昔、地元誌のモデルをしていたらしく、特に脚が素晴らしかった。離婚して男性不信だったのに、なぜか自分を気に入ってくれて仲良かった。気に入られ過ぎて転職が決まった際、体の関係を求められた。ビビリなんでうやむやに断ったが、ぜひともお願いすれば良かった…。場数を踏んで自信をつけないから、「線が細い」などと言われるんだろう。

「迷っているかぁ…。○○ちゃん(俺)は組織の管理部門の仕事をするよりも、会計事務所みたいに色んな人の相談を受けてアドバイスしてあげられる仕事が向いていると思うけどな。事務的じゃなく、親身になって本音で相談に応じてくれるというか、人間味があったな。その点は過去の担当者とは全然違ったわ。それに事務処理だけなら、もっと手の速いヤツはいたよ。」

あぁ…「他人から見た自分」ってこうだったのね。自己分析で分からなかった項目だ。

「まー青年よ、大いに悩みなさいやwじゃあな、負けるなよ。」

いい話聞いた。ありがたいな。士業の人とか会社経営者の話は心に響く。仕事に対する視点や考え方が勤め人とは全く違う。それに、同世代の友人にこういう話を振ったところで、参考になるような言葉が返ってくることはまずない。大した人脈はないけど、まだ恵まれてるのかもしれない。

 

…さて、もう十分考えた。動くかな。