線が細い人の日記

うつ病を患い無職に→社会復帰しました。

静かな圧迫面接

昨日、ハローワークの就職支援セミナーへ行った。前回は20名ほどだったのに今回は50名を越えている程集まっている。しかも高齢者ではなく、働き盛りの年代が多いように見える。自分に情報が回っていないだけで地元のどこかの会社でリストラか倒産があったのかもしれない。当然、自分とライバルになりうる人もいるんだろう。

 

4月末にジョブカフェから紹介を受けた企業の面接に行く。職場の雰囲気はとにかく静かだった。面接官は一人。非常にソフトなもの言いだったけど、老獪で巧みな質問でどんどん突っ込まれ続け、メッキを剥がされていく。

「税理士事務所勤務時代、なぜ資格を取らなかったのか?」→「辞める時に担当先に転職しなかったのは、規模が小さい事業所ばかりを担当していたのではないか?」→「それであれば担当の件数が少ないのでは?」→「少なくて残業が多かったという事は処理能力が遅かったのでは?」etc 。

こんな風に一つ一つの質問に対しての応答の言葉尻を終始否定的に鎖状に繋げられて自信を喪失していく。静かな圧迫面接声のトーンも段々下がっていく。あれほど練習したのに。

実際、規模的には小さい担当先が多かった。自分では選びようがない。イレギュラーなことが次から次へと起こり、その度に精一杯対応したことは間違いない。でも、こんな言い方されると自分自身のキャリアに疑念が生じて何も言い返せない。

また「年齢から考えてフラフラし過ぎであり、大学中退や前職の短期間での退職を見る限り最後までやり切る、という意思が見えない。」と指摘をされる。大学中退については言い返す言葉もない。でも前職は適応障害からうつ病になりそれでも限界まで耐えた、とよっぽど言いたかった。周囲からうつ病になったことは口外しないよう言われており、中途半端に捉えらえてしまうような言い方しか出来ないことすごく歯がゆい。

結局、「自信がなさそう。」「大人しそう。(=線が細い)」と言われてしまう。その後、世間話も交えて話は続いたものの既に覚えていない。

 

帰り際、1ケ月前に辞めたはずのタバコを強烈に吸いたくなる衝動にかられた。コンビニに立ち寄り買いそうになったけど、色んな周囲の大人が「中途半端。」「意志が弱い。」などと俺を貶している姿が頭に浮かんできて何とか思いとどまった。

我慢しきって家に着く。たった1時間程だったのに何も手に着かない程、疲労困憊した。いくらレジリエンスアドラー心理学の本読もうが、一時的な高揚感を得ているだけで根本的には何も変わっちゃいない。俺は本当にうつ病を克服したんだろうか?それすらも疑わしい。虚無感に襲われ涙が止まらなくなった。