線が細い人の日記

うつ病を患い無職に→社会復帰しました。

下流

入社からそろそろ2か月。前職からは考えられないくらい前向きに仕事に取組み、ここまでの得た知識や経験をフルに活かし、即戦力であることを十分にアピール出来た。ここまでガッツリ働いた記憶がない。その甲斐あって、早くも正社員への登用が決まる。スタートダッシュに成功したんだ、そう思えた。

 

しかし、給与支給予定額を提示され、世の中甘くない事を思い知らされる。月額は総支給で20万に届かない。ボーナスと残業代込で年間300万超えるかどうか。地元でもそこそこの規模の中小企業。年収で年齢×10万ぐらいを想定していたけど、届かなかった。

 

最初に長く勤めた会計事務所は、体がぶっ壊れる程残業しても年間250万にも届かないような超絶ブラックな環境だった。それに、つい先日まで無職で苦しんでいた。それらから考えれば贅沢な話かもしれない。

 

一方で前職と比べると、月額は5万以上、ボーナス込年間で100万近く下がることになる。逆算してみたら毎月の手取りは17万前後。もうじき30半ばに差し掛かろうとしている男の給料ではない。また下流サラリーマンに逆戻りか…。

 

春になったら実家を離れようと考えていた。両親と適度に距離を離して自立するべきだろうし、両親もまたそれを望んでいる。俺の年齢で実家にパラサイトし続けていることがお互いに受け入れ難い。そしていい加減に結婚して欲しいと言われ続けているが、まぁ…無理だろう。

 

上司の説明では経験と学歴を考慮した、という話。結局、学歴で月額3万は損していると推測される。特別なことは望んでなくて、普通であればそれでいいんだけど、その普通にすら届かない。着々と人生を進めていく同世代をただ羨ましく陰から見ていることしか出来ないのか…。そんなネガティブな感情が湧いて、その日は久しぶりに気持ちが沈み、仕事が手に着かなかった。

 

でも、一晩寝たら気持ちが切り替わっていた。もう、以前までの後ろ向き過ぎる自分ではなくなっている。このまま下流で生きていくのは嫌だ。今与えられている条件下で勝負するしかない。何とかしてみせる。