MOS Access 2010
今年の資格・検定取得の締めくくりとして MOS Access 2010 を受験した。Accessは職場でも使われているため取っておいて損はないだろうという思いがあった。それに Microsoft Office Masterまで残りあと一つだ。ここまで来たら取るべきだろう。
新しい職場の環境が上手く自分にマッチしたこともあり、過去に経験がないほど仕事に集中して取り組めている一方、帰ってくるとすごく疲れてしまい、なかなか勉強する時間を確保するのが難しく感じている。
今までAccessは開いたことすらなかった。それなのに無謀にも勉強期間を2週間で設定して試験を申し込んでしまう。ググったらどなたも結構日数かけて勉強しているじゃないか…。やたら俺を評価してくれる上司が「キミなら2週間あれば絶対合格できる!」という言葉を鵜呑みにしてしまった。
いざFOM出版のテキストを購入して勉強を始めるものの、ExcelやWordと勝手が違い過ぎた。ペースが全く上がらず理解しきれないまま1週間以上過ぎてしまう。並行して別で取得するように会社から指示が出ている資格もあり、MOSばかりに時間を掛けていられない…ヤバい。
あっという間に試験の日まで残り3日になってしまった。全然テキストが進まず絶望的な気分になっていた。一か八かで理解しないまま付属CD-ROMの模擬試験に手を付け始めた。ExcelやWordもそうだったけど、MOSは操作を問う試験だから完全に理解出来なくても過去問をこなせば何とかなるかもしれない、という読みもあった。
当たり前だけど過去問を説き始めて当初は全く正答に至らず。焦りとイラつきから部屋の中で喚き散らしていた。嗚呼、俺って本当にバカだなぁ…。しかし、しつこく繰り返し解いているうちに何となく操作のコツを掴み始め、試験当日の午前中には何とか5回分ある過去問のうち8~9割方の正答は出せるようになっていた。
試験本番、全体的にFOM出版の過去問よりもやや簡単に感じる内容でスムーズにこなせた。
結果は合格。そしてMicrosoft Office Masterの称号ゲット。
ただ、思ったより点数が低くどこを間違ったのかはよく分からなかった。うーん…。仮に実務で使うとなると現状では厳しい。もう1冊参考書でも買って地道に理解を進めていくしかなさそう。まあ、合格して上司には報告できるわけだし、とりあえず良しとしようか。
以前の自分は「こんな検定試験、取っても意味ないだろ。」と決めつけていた。何も出来ないくせにバカ過ぎる…。実際にMOSやITパスを無職期間中に取って資格欄を埋めたことで、意欲を評価してもらって就職に繋がったわけだ。そしてMOSは実務でも役には立っている。出来もしないのに何でも決めてかかるのは俺の悪い癖だ。
それにどんな試験でも合格するとやっぱり気持ちいい。来年も資格・検定は色々手をつけていこっと。
Microsoft Office Specialist Microsoft Access 2010 対策テキスト&問題集 CD-ROM付
- 作者: 富士通エフ・オー・エム株式会社
- 出版社/メーカー: 富士通オフィス機器
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