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線が細い人の日記

うつ病を患い無職に→社会復帰しました。

人間ドック

先日、初めて人間ドックに行った。もうそんな年齢になったんだなぁと感じる。野球やサッカー選手なら引退してもおかしくない年齢に既に達している。

仕事で追い込まれてて、大分前に会社から配布されたドックの封筒を一切開けてなかった。興味本位で胃カメラと大腸検査を申し込んだのだった。
前日の寝る直前に検便が2日分必要だったことに気付き慌てふためく。1時間近く踏ん張り続けて検体が出てきた時には、これまでに味わったことのないような達成感に包まれた。…てか脱糞以上の達成感を味わったことのない俺の30数年て一体どれほどの価値があるんだろうか。考える程に寂しくなる。
続けて、前日夜9時に飲むよう指示が書いてあった下剤も飲む。すると、朝4時前に凄まじい便意に襲われた。2日目の検体は悠々と確保出来たが、漏らすのが怖くて布団の中で眠れないまま起床時間を迎える。眠りたくても眠れなかった鬱で苦しめられてた時期がフラッシュバックした。

人間ドック当日、午前中はサクサクと進んだ。しかし、ニフレックというクソ不味い下剤を飲んでから全て狂った。指示通り2時間かけて2リットル飲んで何度か排便するが、消化物が輩出しきれないのか透明にならない。ニフレック味と匂いが受け付られず、飲み終わっても気持ち悪くなる一方だった。小便のような色の大便とも呼べない液体を流さず、都度看護師にご披露するのが申し訳なく感じた。冷静に考えると酷い羞恥プレイだ。
他の検診者が順調に進む中、俺は当初の予定を1時間半以上オーバーしてしまう。排便する度に体力も奪われ、気だるさと頭痛でヘトヘトになっていた。ついには看護師から「もういいですよ…」と見切りをつけられてしまう。人生はおろか排便すら人より周回遅れになってしまうとは…何とも不甲斐ない。
順番が後回しになったのか、さらに1時間以上寒いロビーで待機させられた。携帯やKindleを持ち込むことも出来ず、金正男殺害に関するワイドショーをボケーッと眺めているしかなかった。この時、薄着だったため体を冷やしてしまう。
やっと順番が回ってきて、ベッドに横になり安定剤を打たれたが、その後検査が終わって起こされるまで何も覚えていない。疲れきって寝ていたか意識が消えたんだろうか。胃やケツにカメラを入れられた記憶も感覚もない。
帰り際に説明を受けた診断結果は良好そのものだった。同年代に比べれば、体つきも体内もほぼ20代と変わらずキープし続けている。数少ない取り柄だし、とりあえず一安心した。この結果を踏まえて生保契約でも見直そーかな。

しかし次の日、弱りきった体で寒いロビーにいたことが響いたのか、風邪をひいてしまっていた。こんな大変な時に…不覚。