線が細い人の日記

うつ病を患い無職→社会復帰→再びうつ気味

SPI

採用試験。仕事内容が職務経歴と合致していたため、ハローワークからの強い勧めがあって応募した求人だった。2週間以上連絡が無く、非常にやきもきしていた。昨日の夕方、連絡がやっと入る。半日かけて面接と筆記試験を行う、という内容だった。

 

当日。建物内に入るとなぜか元カノの匂いが充満しており、むせそうになる。あまり思い出したくない記憶が蘇る。嫌な予感がする。

担当社員から今日は筆記試験のみ行うという説明。…話が違う。そして筆記試験はSPIだった。今日の今日まで一度も解いたことも見たこともない。大企業が少ないこの田舎県の転職試験でSPIを採用している企業はない、とハローワークの職員から事前に聞かされていた。対策は講じていない。事業内容などについては入念に頭に入れていたけど、全くアテが外れる。

言語分野は何とかクリア。非言語分野は時間が足りず。性格分析はあまり考えずに手早く進める。最後に職務には全く関係のない英語。問題文・選択肢ともに全く解読不可能。お手上げ。英語力ゼロなんだ。

適当にマークして立ち去ることに。試験官が「えぇ!?もう出来たんですか?優秀ですね!」と驚嘆していた。採点結果を見たらさらに驚くんかな。

 

あまりに無力。「恥しい大人にあの時なったんだね」「空っぽの大人に気づけばなっていたよ」と砂の果実を歌う中谷美紀が頭に浮んだ。連想ゲームや妄想が得意でも採用には繋がらない…。

 

帰宅すると郵便局員が書留を持ってきた。5月末に面接を行った事業所から。中を開くと不採用通知と履歴書が返送されてきた。面接は上手くいったんはずなんだけどな…。

 

Uターン支援機関の担当者に今日の試験と不採用の結果を報告しに行く。英語はあまり気にしなくてもいいという。少し救われたけど、全く期待出来ない。