線が細い人の日記

うつ病を患い無職→社会復帰→再びうつ気味

イントラマティック

仕事用の腕時計を買った。ハミルトンのイントラマティックH38455151。

f:id:hyusen:20170326205113j:plain

線も細いが腕も女のように細く、手首周りは15㎝しかない。加えて色白なので、無神経な地黒女から会うなり「生理的に受け付けない」と貶されたことがある…。

最近主流のケース径40㎜以上の時計だと文字盤が腕からはみ出してしまい、まるでお下がりを身に付けた子どものようになってしまう。ノモスのようなシンプルで小振りなデザインが好きなんだけど、やや汗かき体質なので革ベルトは論外。選択肢がかなり限られる。

腕時計にウン十万かけるのはまだ早いと思うし、いいものは今は必要ない。地方だからなのか高級時計を巻いている人は周囲に会社経営者や幹部クラスを除きほぼ見かけない。そして普段着、仕事着でのいわゆる一点豪華主義は自分の中ではあり得ない。

仕事用はハミルトンのビューマチックのケース径37㎜のモデルを使ってきた。社会人としてのうだつが上がらなかった苦しい時期を共に凌いだ戦友とも呼べる存在。ただ、OHや傷磨きが必要な状態になっているので新しい時計の購入はいいタイミングだったかもしれない。

イントラマティックが発表された当時、洗練されたシンプルな文字盤のデザイン一目見て気に入ってしまった。しかし当初はケース径38㎜の金属ブレスモデルは国内で取扱いがなかった。ググっているうちに海外では展開していることを知り、並行輸入品を購入するかどうかで悩んだ。それが2、3年前に国内で正規に展開するようになって以来、ずっと何かの折に購入したいなと思っていた。

60年代の復刻モデルということで、少し安っぽいブレスもまたレトロな雰囲気に一役買っているように感じる。ケース厚も程よく薄く、シャツの袖に干渉しにくい。よく見ると文字盤や針が絶妙にカーブしており、単純なシンプルさとは一線を画すデザイン。

スーツは紺系しか着ないし、クールビズ期間はライトグレーのパンツを履くので迷わずシルバーの文字盤を選んだけど正解だった。すごくいい。自身の雰囲気によく合っていると思うし普段着にも使えそう。高級時計とは言えないけど、満足している。